2014年11月24日 第69回国民体育大会に空手道競技に思う、審判の在り方
10月12日から長崎で開催された「第69回国民体育大会」に、空手道競技の岡山選手団応援のために行ってまいりました。なぜかベスト16くらいになると長崎県の選手と戦うことが多いのですけれども、今回はついに長崎県を倒すことができませんでした。
選手の気迫や技量において、決して勝るとも劣らずといった感であります。なぜか、相手選手に負けたというよりは、審判に負けたという思いで帰ってきました。このことは、国体の在り方にも関わり、大変重要な意味を持っています。
9年前、岡山で国体が開催された際、私も連盟の理事長として10年間にわたる長期強化計画を立て取り組みました。強化費を捻出するため、空手に決して明るいとはいえない民間企業経営者の方々に、連盟の財政的支援をいただく顧問としてご就任いただき、その費用をもって選手たちに激励金、報奨金の制度を作りました。各種大会での好成績を評価したり、大学選手に対しては月額3万円の奨学金を出したりして選手の強化育成に取り組みました。大会を迎える時には、その気迫や技量、選手らのチームワークにおいてはいかなる県にも負けないという確信をもって臨みました。結果は、もちろん天皇杯第1位、皇后杯第1位でしたけれども、それは10年間の他県に負けない強化策が成功したからと思っております。
今回の長崎国体で審判に負けたという思いは、まことに残念な感想であると思います。国体はお祭りだから、国体は地元に花を持たせる競技会だから等、言われることもありますけれど、私は決してそうではないと思います。
お祭りごとは、あくまで競技の間の様々なイベントや地元のおもてなしを通してなされるべきであって、競技中にひいきで勝ったり勝たせたりするものではないと思います。競技はあくまでルールに基づき、公平・公明な審判が行われるべきでありますし、審判員にとって従うべきものはルールのみであり予断をもった審判や地元びいきの審判は行ってはならないのであります。
公明正大であるべき審判の在り方に、あえて一石を投じたいと思います。
選手の気迫や技量において、決して勝るとも劣らずといった感であります。なぜか、相手選手に負けたというよりは、審判に負けたという思いで帰ってきました。このことは、国体の在り方にも関わり、大変重要な意味を持っています。
9年前、岡山で国体が開催された際、私も連盟の理事長として10年間にわたる長期強化計画を立て取り組みました。強化費を捻出するため、空手に決して明るいとはいえない民間企業経営者の方々に、連盟の財政的支援をいただく顧問としてご就任いただき、その費用をもって選手たちに激励金、報奨金の制度を作りました。各種大会での好成績を評価したり、大学選手に対しては月額3万円の奨学金を出したりして選手の強化育成に取り組みました。大会を迎える時には、その気迫や技量、選手らのチームワークにおいてはいかなる県にも負けないという確信をもって臨みました。結果は、もちろん天皇杯第1位、皇后杯第1位でしたけれども、それは10年間の他県に負けない強化策が成功したからと思っております。
今回の長崎国体で審判に負けたという思いは、まことに残念な感想であると思います。国体はお祭りだから、国体は地元に花を持たせる競技会だから等、言われることもありますけれど、私は決してそうではないと思います。
お祭りごとは、あくまで競技の間の様々なイベントや地元のおもてなしを通してなされるべきであって、競技中にひいきで勝ったり勝たせたりするものではないと思います。競技はあくまでルールに基づき、公平・公明な審判が行われるべきでありますし、審判員にとって従うべきものはルールのみであり予断をもった審判や地元びいきの審判は行ってはならないのであります。
公明正大であるべき審判の在り方に、あえて一石を投じたいと思います。
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