2016年05月17日 ゴールデンウィークは空手道ウィークでした!
5月5日の子ども日は、私の道場(至誠館)の子ども達が、毎年、吉備津彦神社で奉納演武をする日です。吉備津彦神社は、今でも流鏑馬の行事があるなど、武の神様が祀られている神社です。この日はお天気もよく、大勢の方がお参りされておりました。境内に集まっている皆さんに、子ども達が一生懸命に演武をする空手道を見ていただきました。また、私からは、空手道で人を育てる「教育空手道」についてお話をさせていただきました。
5月7日は、岡山大学の空手道部の道場で、中四国学生空手道連盟の春の昇段審査が行なわれました。受審した学生諸君には、空手道の形の稽古についてアドバイスをしました。 ・1日に一つの形を20回練習するなど、目標を立てる ・演武する形は、できるだけ先輩や指導者に見てもらい、未熟なところを批評してもらう ・基礎的な練習をしっかり積み重ね、安定した形の演武ができるようにする そして、形の三要素「強弱・緩急・伸縮」を忘れずに稽古に励むよう、激励をいたしました。
何といっても、空手道の美しさは、「動中の静」にあります。スピードのある力強い技が、一瞬の決めで静止するという美しさです。したがって、その美しさは、スピードがあればあるほど生まれ、力強さがあればあるほど生まれます。スピードとパワーを常に意識して、練習を頑張ってほしいと思います。
結果はといえば、初段から3段までの受審者の全てが自分の希望ラインに合格しました。
翌日の8日は、中四国学生空手道選手権大会が岡山大学体育館で開かれました。今年は、学生連盟が設立をしてちょうど60周年の記念大会であります。本来ならば、中四国大会は全日本大会のための予選会になりますが、今回は全大学が出場できる60回記念大会になりました。
そして、その日の夜には、岡山大学空手道部の新入生歓迎会に行ってまいりました。なぜか、今年は8人もの新入生が入り、OB会としても久々の新入部員に大きな期待と喜びを抱いたものです。
8人のうち7人は、小中高の時に空手道の経験をしているそうです。我々の時代には、大学に入ってから空手を習ったものでした。空手道も低年齢化が起こり、その裾野が広がっていることに、時代の移り変わりを感じた次第です。もう1人、空手道が未経験の学生というのは、ケニアからの留学生でした。昔は、素人という同じスタートラインで空手道の訓練が始まりましたけれども、今は、かなりの技術力の差がスタートラインからあるという現実です。
我が空手道部にとっては、新入生全員が金の卵のように思え、一方で、果たしてダイヤモンドとなって卒業できるのだろうかとも思えます。選手権大会の挨拶でも申しましたが、空手道の修行と厳しい人間関係の中で、自己の精神と肉体の鍛錬が始まります。苦しいことも悲しいことも乗り越えて立派に成長し、卒部の時には、鍛錬の成果と青春の意義、また友情や人生の羅針盤を手のひら1杯に載せて、社会に羽ばたいてほしいと願っております。
5月7日は、岡山大学の空手道部の道場で、中四国学生空手道連盟の春の昇段審査が行なわれました。受審した学生諸君には、空手道の形の稽古についてアドバイスをしました。 ・1日に一つの形を20回練習するなど、目標を立てる ・演武する形は、できるだけ先輩や指導者に見てもらい、未熟なところを批評してもらう ・基礎的な練習をしっかり積み重ね、安定した形の演武ができるようにする そして、形の三要素「強弱・緩急・伸縮」を忘れずに稽古に励むよう、激励をいたしました。
何といっても、空手道の美しさは、「動中の静」にあります。スピードのある力強い技が、一瞬の決めで静止するという美しさです。したがって、その美しさは、スピードがあればあるほど生まれ、力強さがあればあるほど生まれます。スピードとパワーを常に意識して、練習を頑張ってほしいと思います。
結果はといえば、初段から3段までの受審者の全てが自分の希望ラインに合格しました。
翌日の8日は、中四国学生空手道選手権大会が岡山大学体育館で開かれました。今年は、学生連盟が設立をしてちょうど60周年の記念大会であります。本来ならば、中四国大会は全日本大会のための予選会になりますが、今回は全大学が出場できる60回記念大会になりました。
そして、その日の夜には、岡山大学空手道部の新入生歓迎会に行ってまいりました。なぜか、今年は8人もの新入生が入り、OB会としても久々の新入部員に大きな期待と喜びを抱いたものです。
8人のうち7人は、小中高の時に空手道の経験をしているそうです。我々の時代には、大学に入ってから空手を習ったものでした。空手道も低年齢化が起こり、その裾野が広がっていることに、時代の移り変わりを感じた次第です。もう1人、空手道が未経験の学生というのは、ケニアからの留学生でした。昔は、素人という同じスタートラインで空手道の訓練が始まりましたけれども、今は、かなりの技術力の差がスタートラインからあるという現実です。
我が空手道部にとっては、新入生全員が金の卵のように思え、一方で、果たしてダイヤモンドとなって卒業できるのだろうかとも思えます。選手権大会の挨拶でも申しましたが、空手道の修行と厳しい人間関係の中で、自己の精神と肉体の鍛錬が始まります。苦しいことも悲しいことも乗り越えて立派に成長し、卒部の時には、鍛錬の成果と青春の意義、また友情や人生の羅針盤を手のひら1杯に載せて、社会に羽ばたいてほしいと願っております。
- |空手道
岡山県の活性化のために一人でも多くの方とふれあい、たくさんのご意見をお聞きしたいと思います。