2015年07月22日 岡山県にネウボラ制度を! 〜 6月30日 一般質問より
6月30日は、44回目の登壇となる一般質問でした。
このたびは、若者の結婚と、多子化対策、人口増対策について問い、一つの基盤になるものかなと思ってフィンランドのネウボラ制度を提案いたしました。
昨年、フィンランドに視察に行き、ネウボラ制度における出産ネウボラ、育児ネウボラを見てまいりました。私は、これを岡山版・日本版にうまく構築すれば、まさに少子化対策になるのではないかという思いがいたしました。
ネウボラ制度では、結婚して妊娠をした時に、一人の保健師さん、いわゆるかかりつけの保健師さんが担当します。出産にいたるまで様々なケアがなされ、フィンランドでは、ほぼ100%このネウボラ制度が利用されておりました。また、育児の段階に入っていったら、また新しい育児ネウボラの制度があり、今度は子育てに関する様々な問題についてアドバイスを受けることができます。
岡山には1‚000人近い保健師さん、500人近い助産師さんがいらっしゃいますし、民生委員や愛育委員の方もいらっしゃいます。安心して結婚ができ、妊娠・出産ができ、そしてその後の育児も安心ですよというように、公共と民間がタイアップした岡山版のネウボラ制度を構築してはどうかと提言いたしました。
フィンランドではネウボラ制度の利用は無料でありますが、日本の場合、財政的にそこまでできるかというのがネックになってまいります。ただ、そういう制度を作っていくと、繰り返しになりますが、新しく家庭を作る人達にとって、非常に安心感があって、結婚・出産・育児に関して、切れ目のない政策が継続できるようになります。
一般質問では、同時に、高齢者にとってもそのような支援は必要ではないかと、高齢ネウボラの提案もさせていただきました。
家族の中で高齢者がおられ、病気や認知症になれば、どういうところに預けたらいいのか養護してもらったらいいのかという問題が出てまいります。家族の人がいろんなことを悩んで相談に行ったとしても、施設が満杯であるとか、ショートステイはどこに行ったらいいとか、探しまわって大変な気苦労となります。そのような精神的肉体的な負担を軽減するために、ワンストップサービスがあればいいと思うのです。
高齢ネウボラに電話すると、保健師さんになるのか何になるのかわかりませんけれども、かかりつけの方が、一本の電話で以後の老後の介護生活を支えてくれる。「病院や特養施設なんか知らなくていいよ、ショートステイホームなんか知らなくていいよ」と、その人にお願いしたらそれ以後の終末の人生をある程度安心して相談に乗り任せることができる、ワンストップサービスの高齢ネウボラ制度を作ってほしいとお願いをいたしました。
>> 第44回めの一般質問!(平成27年6月30日)
このたびは、若者の結婚と、多子化対策、人口増対策について問い、一つの基盤になるものかなと思ってフィンランドのネウボラ制度を提案いたしました。
昨年、フィンランドに視察に行き、ネウボラ制度における出産ネウボラ、育児ネウボラを見てまいりました。私は、これを岡山版・日本版にうまく構築すれば、まさに少子化対策になるのではないかという思いがいたしました。
ネウボラ制度では、結婚して妊娠をした時に、一人の保健師さん、いわゆるかかりつけの保健師さんが担当します。出産にいたるまで様々なケアがなされ、フィンランドでは、ほぼ100%このネウボラ制度が利用されておりました。また、育児の段階に入っていったら、また新しい育児ネウボラの制度があり、今度は子育てに関する様々な問題についてアドバイスを受けることができます。
岡山には1‚000人近い保健師さん、500人近い助産師さんがいらっしゃいますし、民生委員や愛育委員の方もいらっしゃいます。安心して結婚ができ、妊娠・出産ができ、そしてその後の育児も安心ですよというように、公共と民間がタイアップした岡山版のネウボラ制度を構築してはどうかと提言いたしました。
フィンランドではネウボラ制度の利用は無料でありますが、日本の場合、財政的にそこまでできるかというのがネックになってまいります。ただ、そういう制度を作っていくと、繰り返しになりますが、新しく家庭を作る人達にとって、非常に安心感があって、結婚・出産・育児に関して、切れ目のない政策が継続できるようになります。
一般質問では、同時に、高齢者にとってもそのような支援は必要ではないかと、高齢ネウボラの提案もさせていただきました。
家族の中で高齢者がおられ、病気や認知症になれば、どういうところに預けたらいいのか養護してもらったらいいのかという問題が出てまいります。家族の人がいろんなことを悩んで相談に行ったとしても、施設が満杯であるとか、ショートステイはどこに行ったらいいとか、探しまわって大変な気苦労となります。そのような精神的肉体的な負担を軽減するために、ワンストップサービスがあればいいと思うのです。
高齢ネウボラに電話すると、保健師さんになるのか何になるのかわかりませんけれども、かかりつけの方が、一本の電話で以後の老後の介護生活を支えてくれる。「病院や特養施設なんか知らなくていいよ、ショートステイホームなんか知らなくていいよ」と、その人にお願いしたらそれ以後の終末の人生をある程度安心して相談に乗り任せることができる、ワンストップサービスの高齢ネウボラ制度を作ってほしいとお願いをいたしました。
>> 第44回めの一般質問!(平成27年6月30日)
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