2015年11月17日 ベトナムに行ってまいりました!
10月19日から23日まで、ベトナムの首都ハノイ、そして南の大都市ホーチミンに行ってまいりました。
岡山県でもかなりの分野にベトナムの人材派遣が広まっており、土木・建設・機械・鉄鋼など広い分野にわたってベトナム人が派遣されております。その派遣事業を行っているのが、備中技研協同組合の理事長である松尾さんです。松尾さんとベトナムの土木建設企業アイビン社 ビン社長のつながりで今回の訪問が実現いたしました。
今回のベトナム訪問は、まず、「岡山市とベトナムの交流を側面から援助する」そんな思いがありました。今春、ベトナムから4人の来客がありました。岡山県の表敬訪問のあと、岡山市の表敬訪問がなされました。この時、岡山市より、今後ベトナムとの友好関係を深めるため積極的にベトナムへ働きかけたい、というお話がありました。
ベトナムは人口約9250万人の社会主義国であり、政府の上位にベトナム共産党があります。
首都ハノイでは、アイビン社の社長ビンさんの全面的な協力により、共産党の書記ならびに幹部、また、政府高官とお会いすることができました。出発前は、ベトナム政府高官が岡山をこの秋に訪問する確率は40%程度しかありませんでした。しかし、改めて岡山訪問のお願いをしたところ、具体的な日程調整となり、10月27日に15人の共産党ならびに政府高官・幹部の岡山訪問が決定いたしました。
その後、10月27日から15名の政府高官が来岡し、27日の夜にアークホテルで歓迎レセプションが開かれました。大森市長以下、市議会議員が約30人集まりました。年をあけて来年の1月、岡山市議団がベトナムを訪問する予定となっています。今後、岡山とベトナムの友好関係が深まることを期待しています。
二つ目の目的は、看護を勉強している短期大学の学生さんを訪問することでした。
学生さん達は、ベトナムの大学で介護の資格を取得し、日本語の研修をします。その後来日し、3年間から最長5年間研修生として働きます。その後、母国ベトナムへ帰国し、ベトナムの介護職につくというスタイルです。
老人の医療介護の現場では、海外からの人材派遣制度も取り入れられています。かつては中国からの人材派遣が多かったのですが、現在ではベトナムにシフトしていっております。ベトナムの人々は非常に親日的でありますし、人間的にも素直で粘り強く頑張り屋さんです。
現在、老人医療介護の現場は、日本全国そして岡山でも最も離職率が高くなっており、問題となっていますね。ベトナムの研修生のみなさんが、日本の老人医療費介護の担い手、働き手として高齢化社会を支え、一翼を担う人になってくれるだろうと期待をしております。
三つ目の目的は、ベトナムの土木建設事業に、岡山の中小企業の参入がありうるかどうかを探りにいくことでした。というのも、アイビン社のビン社長より申し出があり、ベトナムの復興のために、特に土木・建設・農業・橋梁・道路・港湾整備など日本の進んだ技術を持っている大手ゼネコンと提携をしたいとうかがいました。
縁のある日本の大手建設会社の人といろいろ話をしたのですけれども、いずれもベトナムから撤退するという意向でありました。社会主義国では、政府の資金が末端まで降りてこずに途中で消えてしまい、仕事を請け負った企業がしばしば損害を被るということがあります。そのような損害を被った過去があり、撤退を決めたということでした。とはいえ、今回、ホーチミン市でODA 政府開発援助の仕事をしている岡山県の建設会社からアプローチがあり、ビン社長につなぐことができました。
アイビン社が実際に工事をしている現場の視察も行ってきました。様子をうかがっておりましたが、言葉の壁という大きな問題があるなあと感じました。力や技術があってもなかなか参入することは中小企業では難しいのかもしれません。ですが、日本の進んだ技研がベトナム復興のために少しでも役立てばいいなあと思っています。
岡山県でもかなりの分野にベトナムの人材派遣が広まっており、土木・建設・機械・鉄鋼など広い分野にわたってベトナム人が派遣されております。その派遣事業を行っているのが、備中技研協同組合の理事長である松尾さんです。松尾さんとベトナムの土木建設企業アイビン社 ビン社長のつながりで今回の訪問が実現いたしました。
今回のベトナム訪問は、まず、「岡山市とベトナムの交流を側面から援助する」そんな思いがありました。今春、ベトナムから4人の来客がありました。岡山県の表敬訪問のあと、岡山市の表敬訪問がなされました。この時、岡山市より、今後ベトナムとの友好関係を深めるため積極的にベトナムへ働きかけたい、というお話がありました。
ベトナムは人口約9250万人の社会主義国であり、政府の上位にベトナム共産党があります。
首都ハノイでは、アイビン社の社長ビンさんの全面的な協力により、共産党の書記ならびに幹部、また、政府高官とお会いすることができました。出発前は、ベトナム政府高官が岡山をこの秋に訪問する確率は40%程度しかありませんでした。しかし、改めて岡山訪問のお願いをしたところ、具体的な日程調整となり、10月27日に15人の共産党ならびに政府高官・幹部の岡山訪問が決定いたしました。
その後、10月27日から15名の政府高官が来岡し、27日の夜にアークホテルで歓迎レセプションが開かれました。大森市長以下、市議会議員が約30人集まりました。年をあけて来年の1月、岡山市議団がベトナムを訪問する予定となっています。今後、岡山とベトナムの友好関係が深まることを期待しています。
二つ目の目的は、看護を勉強している短期大学の学生さんを訪問することでした。
学生さん達は、ベトナムの大学で介護の資格を取得し、日本語の研修をします。その後来日し、3年間から最長5年間研修生として働きます。その後、母国ベトナムへ帰国し、ベトナムの介護職につくというスタイルです。
老人の医療介護の現場では、海外からの人材派遣制度も取り入れられています。かつては中国からの人材派遣が多かったのですが、現在ではベトナムにシフトしていっております。ベトナムの人々は非常に親日的でありますし、人間的にも素直で粘り強く頑張り屋さんです。
現在、老人医療介護の現場は、日本全国そして岡山でも最も離職率が高くなっており、問題となっていますね。ベトナムの研修生のみなさんが、日本の老人医療費介護の担い手、働き手として高齢化社会を支え、一翼を担う人になってくれるだろうと期待をしております。
三つ目の目的は、ベトナムの土木建設事業に、岡山の中小企業の参入がありうるかどうかを探りにいくことでした。というのも、アイビン社のビン社長より申し出があり、ベトナムの復興のために、特に土木・建設・農業・橋梁・道路・港湾整備など日本の進んだ技術を持っている大手ゼネコンと提携をしたいとうかがいました。
縁のある日本の大手建設会社の人といろいろ話をしたのですけれども、いずれもベトナムから撤退するという意向でありました。社会主義国では、政府の資金が末端まで降りてこずに途中で消えてしまい、仕事を請け負った企業がしばしば損害を被るということがあります。そのような損害を被った過去があり、撤退を決めたということでした。とはいえ、今回、ホーチミン市でODA 政府開発援助の仕事をしている岡山県の建設会社からアプローチがあり、ビン社長につなぐことができました。
アイビン社が実際に工事をしている現場の視察も行ってきました。様子をうかがっておりましたが、言葉の壁という大きな問題があるなあと感じました。力や技術があってもなかなか参入することは中小企業では難しいのかもしれません。ですが、日本の進んだ技研がベトナム復興のために少しでも役立てばいいなあと思っています。
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