2015年11月18日 沖縄「はなぞのこどもえん」「沖縄こどもの国」へ視察に行ってまいりました!
10月26日から、教育再生こども応援特別委員会で沖縄に視察に行ってまいりました。
宮古島では、幼稚園と保育園の一体化したこども園「はなぞのこどもえん」を視察しました。なんと、園長さんは岡山の作陽音大を卒業した方で、ご縁を感じました。
全国的に、就学前教育は、公立よりもこども園などの私学が先行しています。岡山でも、今後、幼稚園と保育園を一体にしたこども園の設立の動きがあります。
一方、幼稚園・保育園の縮小統廃合が行われており、小学校区や中学校区から公立の幼稚園や保育園が消えていくなど、地域のご父兄から心配されています。小学校区・中学校区に最低でも1つあったほうがいいのですが、それもなくなっていく可能性があります。少子化の進む中、これ以上公立を増やすと私学を圧迫することにもなりますので、大きな問題を抱えていると言わざるをえません。
私立の保育園は、地域にかなり定着してきているのですけれども、私学であるがゆえに、保育料が非常に高くて家庭を圧迫するという事情もあります。公立の保育園を希望している人もありますけれども、縮小される方向にあるのは今後大きな論議を呼ぶのではないでしょうか。
「はなぞのこどもえん」は、体育や音楽を通した情操教育で3歳、4歳の時から徹底的に鍛えていくという方針であります。子ども達が体育をしているところを見学しましたが、みな大変鍛えられていました。私はある種の頼もしさを感じました。ちなみに、私は体育の教師でもありましたので、跳び箱の飛び方を指南いたしました。
次に、沖縄市にある「沖縄こどもの国」を訪問しました。「沖縄こどもの国」は、動物園とこども園、動物センターとがひとつになった公的施設です。広大な土地に何千万円というお金が投入され、指定管理者を導入して運営されています。岡山県でいいますと、科学未来棟サイピアや池田動物園等が一体化したような施設です。岡山でもそういう取り組みをしていかないといけないのかなあと思いました。
余談ではありますが、嬉しい出会いがありました。
今から35年前、鹿田小学校に勤めている時、一人の教え子のお母さんが宮古島出身の人でした。また、その教え子のおじいさんは、当時宮古島の小学校の校長先生でした。そのおじいさんが宮古島のホテルに訪ねてきてくれ、2時間ほどお話をさせていただきました。齢90歳にもなられるそうですが、お元気なお姿を拝見してとても嬉しかったです。
教え子は、一番最初に赴任した鹿田小学校で1年2年生の時の子どもで、その後、妹・弟と二人の子どもを担任しました。今も元気に過ごしていると聞き、懐かしいひと時を過ごしました。このような嬉しいことが、学校の先生の仕事冥利なんだろうなあと思います。
宮古島では、幼稚園と保育園の一体化したこども園「はなぞのこどもえん」を視察しました。なんと、園長さんは岡山の作陽音大を卒業した方で、ご縁を感じました。
全国的に、就学前教育は、公立よりもこども園などの私学が先行しています。岡山でも、今後、幼稚園と保育園を一体にしたこども園の設立の動きがあります。
一方、幼稚園・保育園の縮小統廃合が行われており、小学校区や中学校区から公立の幼稚園や保育園が消えていくなど、地域のご父兄から心配されています。小学校区・中学校区に最低でも1つあったほうがいいのですが、それもなくなっていく可能性があります。少子化の進む中、これ以上公立を増やすと私学を圧迫することにもなりますので、大きな問題を抱えていると言わざるをえません。
私立の保育園は、地域にかなり定着してきているのですけれども、私学であるがゆえに、保育料が非常に高くて家庭を圧迫するという事情もあります。公立の保育園を希望している人もありますけれども、縮小される方向にあるのは今後大きな論議を呼ぶのではないでしょうか。
「はなぞのこどもえん」は、体育や音楽を通した情操教育で3歳、4歳の時から徹底的に鍛えていくという方針であります。子ども達が体育をしているところを見学しましたが、みな大変鍛えられていました。私はある種の頼もしさを感じました。ちなみに、私は体育の教師でもありましたので、跳び箱の飛び方を指南いたしました。
次に、沖縄市にある「沖縄こどもの国」を訪問しました。「沖縄こどもの国」は、動物園とこども園、動物センターとがひとつになった公的施設です。広大な土地に何千万円というお金が投入され、指定管理者を導入して運営されています。岡山県でいいますと、科学未来棟サイピアや池田動物園等が一体化したような施設です。岡山でもそういう取り組みをしていかないといけないのかなあと思いました。
余談ではありますが、嬉しい出会いがありました。
今から35年前、鹿田小学校に勤めている時、一人の教え子のお母さんが宮古島出身の人でした。また、その教え子のおじいさんは、当時宮古島の小学校の校長先生でした。そのおじいさんが宮古島のホテルに訪ねてきてくれ、2時間ほどお話をさせていただきました。齢90歳にもなられるそうですが、お元気なお姿を拝見してとても嬉しかったです。
教え子は、一番最初に赴任した鹿田小学校で1年2年生の時の子どもで、その後、妹・弟と二人の子どもを担任しました。今も元気に過ごしていると聞き、懐かしいひと時を過ごしました。このような嬉しいことが、学校の先生の仕事冥利なんだろうなあと思います。
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