2016年02月24日 山口県立下関武道館と、太刀浦コンテナターミナルの視察に行ってまいりました!
2月8日、岡山県議会武道振興議員連盟、岡山市議会武道振興議員連盟、そして、武道団体連合会の合同視察で、山口県立山口県立下関武道館に行ってまいりました。
下関武道館は、平成21年の7月から2年間かけて23年6月に竣工した武道館です。
総工費は約50億円。公式六面の大道場、相撲場・剣道場・柔道場・弓道場、トレーニングルームなどを擁する素晴らしい武道館です。
山口県が設立をし、指定管理者として下関市があたっています。指定管理料は年間2400万円であり、さらに入場料、使用料等がプラスされます。
下関武道館の館内施設の充実等については、武道団体との協議が重ねられましたが、設立自体については、山口県と下関市が合意をして作られました。いわばトップダウンで作られた武道館です。
私達、岡山県の武道関係者は、各地の武道館を全国大会等でたくさん見ており、それらに匹敵するような武道館が我が県にないことを大変残念に思っています。現在、12の武道団体が各方面からの署名運動を行い、設立要望の陳情書を議会にあげ、また、前石井知事と現在の伊原木知事にも要望を重ねております。武道館設立を要望する声は、武道関係者だけではなく多くの人々にも広がっています。これに応えるかどうかは、知事に設立の意思があるかどうかでありますが、いまだに設立にむけた兆しはいささかもありません。
武道館は、武道団体のみが占有するものではありません。下関武道館を訪問した際には、卓球を楽しむ団体がありましたし、バスケットやバレーボールなどのかなり大きな大会が開催されております。岡山県の武道館の設立においても、県民市民のみなさんがいろんなスポーツを通して使用できる武道館を目指しております。一日も早く、行政側が調査費等を予算につけて、他県の武道館等の様子を視察され、武道館設立の気運を醸成していただきたいと思います。
下関武道館視察の後、4名の武道議連の仲間とともに太刀浦コンテナターミナルの視察に行ってまいりました。岡山商科大学空手道部の弟子が関連会社の社長をしており、パワーポイント等を通して港湾設備等の説明をしてくれました。
太刀浦コンテナターミナルは、第1ターミナル、第2ターミナルとあり、コンテナターミナルの基地としては日本では7番目の大きさですが、港の水深が12mであるため、大型船が入ることができません。また、ターミナルの容積自体が狭いこともあり、まだまだ大きな課題があります。そのような中、国際貿易におけるハブ港を目指して拠点港になるべく頑張っています。
例えば、コンテナを3段に積み重ねる工夫。容積が3倍になりキャパを増やすことができます。また、日本で初めて港湾にETCゲート認証システムを採用しています。従来のように、いちいちトラックが並んで重さを測って計算するのではなく、ETCゲートでコンテナの自動判定が行なわれ、ゲートの通過時間が大幅に短縮されます。私は大変先駆的な取り組みに、感心いたしました。
我が国にある港湾は、それぞれの県がそれぞれの行政において充実整備にあたっており、全国的な取り組みができているとはいえません。そのため、日本にやってくる船は、まず釜山や上海に入港し、いったんそこに荷物を下ろして積み替え、船を小さくして入ってきております。つまり、世界的な視野で見たとき、例えばヨーロッパやアメリカとの貿易促進となりますと、全て上海とか釜山が中心になってしまうのです。
我が弟子は、ターミナルの規模を大きくし、水深を12mから18mにしないと大型貨物船が入れない…、港湾を埋め立てて広くすると、かなりのコンテナを収容できる…、構想はあるがなかなか前に進んでいない… など、まだまだ課題が大きいと悩んでおりました。ぜひ頑張ってもらいたいと、エールを送ります!
下関武道館は、平成21年の7月から2年間かけて23年6月に竣工した武道館です。
総工費は約50億円。公式六面の大道場、相撲場・剣道場・柔道場・弓道場、トレーニングルームなどを擁する素晴らしい武道館です。
山口県が設立をし、指定管理者として下関市があたっています。指定管理料は年間2400万円であり、さらに入場料、使用料等がプラスされます。
下関武道館の館内施設の充実等については、武道団体との協議が重ねられましたが、設立自体については、山口県と下関市が合意をして作られました。いわばトップダウンで作られた武道館です。
私達、岡山県の武道関係者は、各地の武道館を全国大会等でたくさん見ており、それらに匹敵するような武道館が我が県にないことを大変残念に思っています。現在、12の武道団体が各方面からの署名運動を行い、設立要望の陳情書を議会にあげ、また、前石井知事と現在の伊原木知事にも要望を重ねております。武道館設立を要望する声は、武道関係者だけではなく多くの人々にも広がっています。これに応えるかどうかは、知事に設立の意思があるかどうかでありますが、いまだに設立にむけた兆しはいささかもありません。
武道館は、武道団体のみが占有するものではありません。下関武道館を訪問した際には、卓球を楽しむ団体がありましたし、バスケットやバレーボールなどのかなり大きな大会が開催されております。岡山県の武道館の設立においても、県民市民のみなさんがいろんなスポーツを通して使用できる武道館を目指しております。一日も早く、行政側が調査費等を予算につけて、他県の武道館等の様子を視察され、武道館設立の気運を醸成していただきたいと思います。
下関武道館視察の後、4名の武道議連の仲間とともに太刀浦コンテナターミナルの視察に行ってまいりました。岡山商科大学空手道部の弟子が関連会社の社長をしており、パワーポイント等を通して港湾設備等の説明をしてくれました。
太刀浦コンテナターミナルは、第1ターミナル、第2ターミナルとあり、コンテナターミナルの基地としては日本では7番目の大きさですが、港の水深が12mであるため、大型船が入ることができません。また、ターミナルの容積自体が狭いこともあり、まだまだ大きな課題があります。そのような中、国際貿易におけるハブ港を目指して拠点港になるべく頑張っています。
例えば、コンテナを3段に積み重ねる工夫。容積が3倍になりキャパを増やすことができます。また、日本で初めて港湾にETCゲート認証システムを採用しています。従来のように、いちいちトラックが並んで重さを測って計算するのではなく、ETCゲートでコンテナの自動判定が行なわれ、ゲートの通過時間が大幅に短縮されます。私は大変先駆的な取り組みに、感心いたしました。
我が国にある港湾は、それぞれの県がそれぞれの行政において充実整備にあたっており、全国的な取り組みができているとはいえません。そのため、日本にやってくる船は、まず釜山や上海に入港し、いったんそこに荷物を下ろして積み替え、船を小さくして入ってきております。つまり、世界的な視野で見たとき、例えばヨーロッパやアメリカとの貿易促進となりますと、全て上海とか釜山が中心になってしまうのです。
我が弟子は、ターミナルの規模を大きくし、水深を12mから18mにしないと大型貨物船が入れない…、港湾を埋め立てて広くすると、かなりのコンテナを収容できる…、構想はあるがなかなか前に進んでいない… など、まだまだ課題が大きいと悩んでおりました。ぜひ頑張ってもらいたいと、エールを送ります!
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