2016年03月07日 教育県岡山の復活 〜 岡山県議会リポート(2月21日放映)より
2月21日(日)、岡山県議会リポート 山陽放送(RSK)に出演いたしました。
岡山県議会のウェブサイト「広報テレビ番組」ページより動画配信をご覧いただけます。放送から1年経過するまでの配信です。ぜひご覧ください!
>> http://www.pref.okayama.jp/site/gikai/12-02.html
【教育県岡山の復活】
岡山県の教育の実態、今後の教育再生の取組みの一端について
■増加傾向にある長期欠席、不登校への対策について
大変残念なことに、現在の小学校中学校の不登校数は、県下で1‚802人、高校で1000人にいます。
日本の未来を担う子供たちが、学校で、様々なことを学び、立派な社会人となるよう成長していきます。それが普通の子供たちの姿です。
にもかかわらず、なぜたくさんのことが学べる学校に行かないのか、なぜ、楽しいはずの学校に行けないのか、その子供たちのことを思うと悲しみに胸が痛みます。
私は、現場の教師たちに訴えたい!彼らに学校の楽しさを教えるために、彼らに夢や希望を持たせるために、教師になったのではありませんか。どうして、彼らに、学校の楽しさや、学ぶことの素晴らしさ、また、一緒に遊ぶことの楽しさを教えてあげないのでしょうか。
今、問われているのは、教師の指導力、人間力です。
■学校での問題行動については、考えられている対策とは
本県では、刑法犯少年の割合を示す少年非行率が、平成23年から3年連続で全国ワーストワンという誠に不名誉な結果を残してきました。同時に、小中高生による暴力行為も多発しており、学力低下への影響も懸念される中、伊原木知事の肝いりで、5年間、限定の取り組みとして、学校警察連絡室を設置いたしました。
そして、問題行動の多い学校への警察官派遣事業をスタートさせたのであります。まもなく2年になります。生徒による教室での暴力行為や、授業妨害が多い中学校に対して、警察官が学校と連携しながら、学校内外の巡回や挨拶などに取り組んでおります。その成果は、着実に向上しております。暴力行為は3割減、また刑法犯の検挙、補導者数も、前年同期と比べると、実に半減いたしました。
このことが、暴力行為の抑止力につながり、子供たちが、規範意識を取り戻し、教師がいっそう、教育活動に専念できる環境作りにつながっていけばいいのではないかと思っております。
■安心して学習できる教育環境が欠かせない、落ち着いた学級づくり支援について
学校警察連絡室もその一つではありますが、岡山県教育委員会は、他にもたくさんの事業に取り組んでおります。それは、豊かな心を育むための事業、いじめ、不登校長期欠席、暴力行為等を解決のための各種の対策事業に取り組んでおります。
例えば、問題行動を解決するためのスクールカウンセラーの配置事業、スクールソーシャルワーカーを活用して、問題行動への対応を行う事業、非常勤講師を配置する事業、学級崩壊を解決するために地域の人材を派遣する事業、また教員OB、警察OBのペアによる集中指導員の派遣や授業をエスケープする生徒へ対応するための別室指導支援員の配置事業などです。
また、勤務負担を軽減するために、業務補助を行うアシスタント配置事業もあります。これらの事業が総合的に推進され、落ち着いた教育環境の中で、教師たちが学習活動や生徒指導に専念できることが、期待されております。
■「教育は人なり」 教育県岡山の復活にかける想い
教育再生は、すべての県民の願いであり、オール県庁で取り組んでいるところであります。行政は知事を先頭に、教育再生事業に、本気であります。現場の教師もまたいっそうの本気度が問われます。教育は100年の大計であり、教育は人なりです。
時代を担う子供たちが、明るく、元気に、まっすぐに伸びてもらうために、今一度、教育の原点に立ち帰らなければなりません。かつて吉田松陰は、人はみだりに人の師となるべからず、真に教ふべきことありて、人の師となりぬ、と言われました。まさしく、志高く、愛と情熱にあふれた教師たちによる指導力と人間力に期待をしたいと思います。
岡山県議会のウェブサイト「広報テレビ番組」ページより動画配信をご覧いただけます。放送から1年経過するまでの配信です。ぜひご覧ください!
>> http://www.pref.okayama.jp/site/gikai/12-02.html
【教育県岡山の復活】
岡山県の教育の実態、今後の教育再生の取組みの一端について
■増加傾向にある長期欠席、不登校への対策について
大変残念なことに、現在の小学校中学校の不登校数は、県下で1‚802人、高校で1000人にいます。
日本の未来を担う子供たちが、学校で、様々なことを学び、立派な社会人となるよう成長していきます。それが普通の子供たちの姿です。
にもかかわらず、なぜたくさんのことが学べる学校に行かないのか、なぜ、楽しいはずの学校に行けないのか、その子供たちのことを思うと悲しみに胸が痛みます。
私は、現場の教師たちに訴えたい!彼らに学校の楽しさを教えるために、彼らに夢や希望を持たせるために、教師になったのではありませんか。どうして、彼らに、学校の楽しさや、学ぶことの素晴らしさ、また、一緒に遊ぶことの楽しさを教えてあげないのでしょうか。
今、問われているのは、教師の指導力、人間力です。
■学校での問題行動については、考えられている対策とは
本県では、刑法犯少年の割合を示す少年非行率が、平成23年から3年連続で全国ワーストワンという誠に不名誉な結果を残してきました。同時に、小中高生による暴力行為も多発しており、学力低下への影響も懸念される中、伊原木知事の肝いりで、5年間、限定の取り組みとして、学校警察連絡室を設置いたしました。
そして、問題行動の多い学校への警察官派遣事業をスタートさせたのであります。まもなく2年になります。生徒による教室での暴力行為や、授業妨害が多い中学校に対して、警察官が学校と連携しながら、学校内外の巡回や挨拶などに取り組んでおります。その成果は、着実に向上しております。暴力行為は3割減、また刑法犯の検挙、補導者数も、前年同期と比べると、実に半減いたしました。
このことが、暴力行為の抑止力につながり、子供たちが、規範意識を取り戻し、教師がいっそう、教育活動に専念できる環境作りにつながっていけばいいのではないかと思っております。
■安心して学習できる教育環境が欠かせない、落ち着いた学級づくり支援について
学校警察連絡室もその一つではありますが、岡山県教育委員会は、他にもたくさんの事業に取り組んでおります。それは、豊かな心を育むための事業、いじめ、不登校長期欠席、暴力行為等を解決のための各種の対策事業に取り組んでおります。
例えば、問題行動を解決するためのスクールカウンセラーの配置事業、スクールソーシャルワーカーを活用して、問題行動への対応を行う事業、非常勤講師を配置する事業、学級崩壊を解決するために地域の人材を派遣する事業、また教員OB、警察OBのペアによる集中指導員の派遣や授業をエスケープする生徒へ対応するための別室指導支援員の配置事業などです。
また、勤務負担を軽減するために、業務補助を行うアシスタント配置事業もあります。これらの事業が総合的に推進され、落ち着いた教育環境の中で、教師たちが学習活動や生徒指導に専念できることが、期待されております。
■「教育は人なり」 教育県岡山の復活にかける想い
教育再生は、すべての県民の願いであり、オール県庁で取り組んでいるところであります。行政は知事を先頭に、教育再生事業に、本気であります。現場の教師もまたいっそうの本気度が問われます。教育は100年の大計であり、教育は人なりです。
時代を担う子供たちが、明るく、元気に、まっすぐに伸びてもらうために、今一度、教育の原点に立ち帰らなければなりません。かつて吉田松陰は、人はみだりに人の師となるべからず、真に教ふべきことありて、人の師となりぬ、と言われました。まさしく、志高く、愛と情熱にあふれた教師たちによる指導力と人間力に期待をしたいと思います。
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