熱血先生はたようじ 波多洋治 BLOG

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2017年04月04日 第49回目の一般質問でした!

3月8日、第49回目の一般質問で壇上に立ちました。傍聴席には、約50名の方がおいでになりました。

はじめに、先般クアラルンプールで暗殺されたキムジョンナム(金正男)の事件についてお話し申し上げました。この事件を知った時に一番に思い至ったのは、キムオッキュン(金玉均)の暗殺事件であります。1884年、キムオッキュン(金玉均)は、李氏朝鮮の改革を訴えてクーデターを決行しました。キムオッキュン(金玉均)のクーデターは、一見成功したように見えましたが、清国の干渉でわずか3日間で倒壊し、その後日本に亡命したのであります。

その10年後、キムオッキュン(金玉均)は李鴻章に会って、朝鮮改革を訴えようと上海に渡ったのでありますが、閔氏一派の送り込んだ刺客によって、1894年に暗殺されたのであります。その遺体は、李鴻章によって清国軍艦で朝鮮に送られたのでありますが、朝鮮政府はこれを凌遅刑(りょうちけい)に処しました。胴体は川に棄てられ、首は京畿道竹山に、片手および片足は慶尚道、他の手足は咸鏡道に晒されました。まことに無残で惨殺な刑を受けたのであります。その後、日本人の護衛によって遺髪と衣服の一部が日本に持って来られ、犬養毅や頭山満らの援助で、青山の外人墓地に祀られております。

キムジョンナム(金正男)を殺害したのは北朝鮮でしょう。殺害をした国が遺体を返せと言っている。まさにキムオッキュン(金玉均)の事件と同じではありませんか。


思い起こせば、20世紀というのは革命と戦争の時代でありました。何百万、何千万という尊い人の生命が犠牲になって、21世紀を迎えました。人類はその智恵と力を発揮して平和な世界を作ろうとしているのでありますけれども、なお、悲惨と絶望の戦いを繰り広げています。いまだに、宗教の壁やイデオロギーの壁、あるいは、国境や人種の壁を打ち破ることはできません。
歴史は繰り返すといいますけれども、果たしてこれから先、人類の未来において、人類の願望である世界平和を達成できるのでしょうか。我々は日本人として、この美しい日本を守るために、戦うという確固たる決意と志を忘れてはならないということを冒頭申し上げました。


さて、まず最初は、人口減対策について、知事に質問いたしました。
昨年末、厚生労働省より発表がありましたが、2016年の出生数が98万1千人となり、ついに100万人を割りました。これは、明治32年以来初めてのことであります。この100万人割れの危機に、どのように対応するのか。知事は、岡山県政にとって非常事態と捉えていますか。これがまず、第1の質問です。

人口減対策の多くが子育て支援策であり、「育児と仕事をどのように両立させるか」という観点で進められてきました。しかしながら、実際に家庭を持っている人に妻としての意見を聞くと、「妻は主婦業に専念すべきである」とか、「子供が3歳くらいまでは、育児に専念したほうがよい」という数字が圧倒的に高いという現実があります。このことは、仕事と育児の両立よりは、家庭を積極的に支援することが必要であると意味しています。
知事は、人口減対策を、「仕事と育児の両立策である」と考えていますか。「結婚後は子育てに専念し、その後に再就職するのが良い」という、家庭の主婦達が多数派であることをどう思いますか。

また、岡山県の民間婚活事業団体への助成についても質問いたしました。
岡山県は、一昨年の27年8月、岡山出会いサポートセンターを設立いたしました。しかし、サポートセンターは、年間2千万円以上の予算を持ちながら、成婚数ではわずかに11組でありました。民間では、ボランティアで結婚のお世話をする、仲人会と称する多数の団体があります。岡山県は、そのような結婚を支援する団体の調査や、またそれに要した費用について、なんらかの助成をするお考えはありませんか。
そして、私としましては、結婚支援課というような部局横断的な組織を立ち上げ、人口増対策に取り組むべきだと思います。このような、部局横断するような専門的な組織を立ち上げるようなお考えはございませんか。


子どもを自宅で保育する家庭への支援についても質問いたしました。
家庭支援については、現在、児童手当として月1万円、第3子には1万5千円が支給されています。それを、自宅で保育する家庭に対して、家庭支援金として、思い切って、月額5万円程度を支給するお考えはありませんか。なぜなら、普通の家庭で子どもを大人まで成長させるのに、1人当たり2千万円から3千万円必要だといわれています。このことを考えれば、一家庭に月額5万円(年間60万)の支給策は、決して高い額ではありません。

老人医療や介護、福祉等にかかる経費は、次の世代の子ども達が担っています。子ども達が就労年齢に達して働きだし、それが年金として積み上げられて支えていくわけであります。成長した子ども達が、来る高齢化社会の中で、いわば、お年寄りを背負って、高齢化社会に対する責任を果たしていくのであります。そういう意味で、今、子育てをしているお母さんの責任に対して、もっと、国家が家庭を守るという観点を持つべきではないでしょうか。家庭支援策をさらに拡充するべきではありませんか。

岡山市は、今、慌てて保育所を作っています。去年、岡山市で待機児童が271人いるとかで、一挙にこの4月に900に定数を増やすという方針を打ち出して、保育園設立にかかっているのです。ところが、アンケートを取り希望を受け付けたところ、さらに不足が拡大し、700人の待機児童が出てきております。
保育園は義務教育ではありません。ですから、「もし新しい保育園ができて、預かってくれるところができたら、預かってもらいたい」という希望はどんどん増えるのであります。まるで、イタチの追いかけごっこの様相を呈しております。

一家庭に月額5万円(年間60万)の支給策は、決して高い額ではありません。0歳時や1歳児など、保育所に預ける場合、一人あたり公的資金を60万くらい出すことになります。それでしたら、家庭で育てる人に対しても、同じように60万程度のことをしてやればいいのではないですか。保育園に預けるのでなく、家庭で育てるというようなことになったら、保育園にかける公的な費用という面でも、大変な削減ができると思うのです。


思い切って、就学前教育を2年間とし、義務教育の年齢を引き下げても良いのかもしれません。4歳、5歳についても義務教育化してしまえば、全部公立で解決できます。義務教育化してしまうと、待機児童という問題が起こらなくなるのです。
待機児童というのは、ある種の差別ではありませんか。今、保育園というものがだんだん幼稚園化しており、託児所とは全然違ってきております。読み書きを教えたり、集団教育を教えたり、言葉遣いを教えたり、まさに就学前教育になっております。それならば、「行きたくても行けない」という状況が起こるのは、私からいわせるとおかしいのです。



2番目の質問は、教育長にお尋ねをいたしました。

まず第1に、長期欠席児童、不登校児童生徒の問題であります。
昨年10月に発表された岡山県の生徒指導推進室の発表によると、小学校が1510人、中学校が2413人、高校1631人、合わせて5554人の生徒が不登校生徒であります。
5554人というのは、すごい数です。学校というのは、明日の日本を背負う子ども達の、身体を鍛え、知識や技術を学び、人として何が大切かを学び、仲間と楽しく遊び、将来の夢や希望を持って成長する場であります。その子ども達が教師と触れ合うこともなければ、友情を育むこともないのであります。

憲法第十一条 国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。
憲法第十三条 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由および幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。
憲法第十四条 すべて国民は、法の下に平等であって、人種、身上、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。
教育基本法第一条 教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行なわれなければならない。

このように、憲法にはあります。子ども達が固有の権利を持ちながら、今、現に学校に行かせてもらえないのです。差別されているではありませんか。社会的な環境がどうだとか、家庭的な環境がどうだとか、様々な問題があろうとも、子どもは学校へ行かせなければなりません。

学校をどれだけ魅力あるものにするか、楽しいものにするかというのは、学校を担っている先生の責任ではないのですか。5554人の子ども達が不登校になっているという現実を見たら、教師達は恥だとは思わないのですか。涙が出るような数字であります。
私は、教師と子どもと1対1、マンツーマンで話し、教師の真心を通して理解してもらうことが必要であると思います。先生が悪いだとか、先生にそういう能力がないだとか、バカにされることもあるかもしれません。けれども、それは誠心誠意、身体を張って、子どもを学校に来させる努力をしなければなりません。何はともあれ、学校に来させるというその努力を、この5554人の子どもに対して真っ先にやるべきだと思います。

教師というのは、本来、一般的な職業と同じ列にあるものではありません。同じ列の教師という職業にしたのは日教組であり、その綱領の中には、「我々は労働者である」という一項があります。労働者という感覚で捉えていたら、今起きているこの壁は打ち破れないのではないでしょうか。
教師である限り、ひょっとしたら、自分の家庭も子どもも犠牲にしなければならないかもしれません。それでもなおかつ、お預かりした子どものために、全身全霊を尽くすというのが、教師の生き様であります。そのような覚悟なき者は、教師になるべきではありません。学校へ立って授業をすればするほど、子どもが嫌になって不登校になるような、そういう自分が教師であるならば、責任を取って教師をやめるべきであります。このようなことが今、突きつけられているのではないのですか。その痛みを全く感じてないから、この数字が改善されることはないのであります。


もう1つは、いじめの問題です。平成27年度に1485件のいじめと、1108件の暴力行為がありました。そのいじめの時に、周りの人はどう対応するのかというアンケートがありました。
驚くなかれ、第1の答えが、「かかわらないようにした」。つまり、見て見ぬふりをした、というのが1番であります。さらに、中学・高校の2番目の対応は、「いじめを応援した、いじめに参加した」。いじめの側に回るのであります。これはいったいどういうことですか。このようなことなら、いじめや暴力がいつまでもなくなるわけがないではありませんか。

現場で何を教えているのですか。守るべきものは何かを教えているのではないのですか。守るべきもの。それは、もちろん大きくいえば、国土、国民、自由主義、民主主義、基本的人権であり、また、家族であったり、地域、我が国の歴史や文化であります。そして、友達であったり、自分の信念であったり、自分の正義感であります。
自分の正義感が周りから侵され傷つけられていったときに、人はどう対応したらいいかということを教えなければなりません。その時には、戦うのですよ。守るべきものを守るためには、戦う覚悟や志がなければ、それは守れないのですよ。

空手は、「先手なし」といいます。空手の形は全て受けから始まります。しかし、その後に必ず攻撃があるのです。受けたら返す。彼らに、受けたら返すことを教えていないのです。いじめをいったん受ける。受けるけれども、そのいじめを跳ね返して攻撃する。戦うということを教えていないのです。


例としてお話ししたのが、平成18年8月、JR北陸線の富山発大阪行きの特急サンダーバードの社内で大阪市内の会社員女性が暴行されるという事件です。犯人が乗客を脅して、みんな震え上がったものですから、誰も止めることができなかった。その女性はトイレに連れ込まれて暴行されました。その泣き叫ぶ声を聞きながらでも、何もできなかったのです。まさに見て見ぬふりであります。悲しいかな、それが今の日本社会の現実です。

もし、私、はたようじがいたなら、「そんなことをしてはいけない」と、犯人に立ち向かっていくでしょう。しかしながら、「それは先生、先生が空手をするから、そういうことを言うのだ」と言う輩がおります。違うでしょう。空手をしているとか、していないとか、関係ないでしょう。例えば、猫が、自分の赤ちゃんが犬にやられそうになったら、どうしますか。母猫は我が子を守るために、命がけで戦うではありませんか。


究極は、私はこの問題は憲法第九条に起因すると思います。陸海空軍これを保持しない。これは交戦権を認めないと書いてあります。戦うことは憲法で禁じられているのです。
そういう意味では、戦後72年間、守るべきものを守るための戦いですら、それが悪とされるような教育であったのです。戦った人が悪者になるというのが、今日の社会です。例えば、先生が暴力生徒と戦って勝っても、教師が悪になるのです。暴力教師として、どこかに飛ばされてしまうでしょう。これが今の日本であり、嘆かずにいられない現状であります。


■第49回目の一般質問!■
平成29年3月8日(水) 

1. 人口減少対策について
2. 児童生徒の問題行動等について

>> 第49回めの一般質問!

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はたようじ 波多洋治

はたようじ 波多洋治

自由民主党公認岡山県会議員

昭和18年9月14日 島根県隠岐島生れ

住所/岡山県岡山市北区白石65-3

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