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2019年08月26日 8月26日(月)【県政】総務員会県内視察

26日(月)~28日(水)までの3日間、総務員会の県内視察で美作県民局管内の中山間地域を訪問しました。
 
初日、最初に訪れたのは東粟倉地区です。
同地区はかつて東粟倉村だった地域で、現在428世帯、約千人が暮らしています。
このエリアでは、進む人口減少と高齢化率(43.3%)の上昇を食い止めるべく、兵庫県との県境市町村から有志が集い「愛の村元気プロジェクト」委員を立ち上げました。コンサートの開催、雪合戦大会や花火大会など、さまざまなイベントの開催・誘致などエリアの新たな魅力作りに取り組んでいます。

また、東粟倉村が誇る天然水にも着目。岡山県下最高峰の「後山」から湧き出す天然水を“愛の水”と名付け、24時間給水可能な施設を設置、20リットル100円で販売を始めています。ちなみにこの「後山」は、1200年前修験道として開かれ、今なお女人禁制を貫く聖地ではありますが、新緑、紅葉と四季を通じて美しい景観が楽しめる山として、地元の人々から親しまれている山です。また、日本一大きな鐘“愛の鐘”というベルがある「ベルピール自然公園」もあり、結婚式の場としても人気を集めています。
 
住民と行政が一丸となって、「行きたい・住みたい・帰りたい」地域作りをめざしたこれら活動が成果を上げ、この地区を訪れる人が増えているのはとてもうれしいことです。
 
 
つぎに訪問したのは、同じく東粟倉村地区にあるゲストハウス「ザイオン」でした。
「ザイオン」は、旅行者に地元の魅力を広く伝えたいとの思いから、橋口隆行さんが2017年3月に開設した施設。
橋口さんは20年前、ご夫婦で無計画での世界一周放浪の旅に出発。約2年半をかけて5大陸41か国を見てまわられた経験を持つ方。帰国後に、田舎でゲストハウスを開きたいと移住先を探すうち、美作市の「地域おこし協力隊」募集を知り、美作市の一員になられました。
もともと大工をされていた橋口さんが、移住後真っ先に取り組んだのが空き家対策です。
そのなかで古民家を利用した「ザイオン」を完成。さまざまなイベントを計画し、旅行者だけでなく地域のコミュニティハウスとしても親しまれているそうです。
橋口さんの、精力的な姿勢に元気をもらって「ザイオン」を後にしました。
 
初日最後の視察場所は勝央町吉野地区でした。
この地区の大きな特徴は、地域住民主体が運営するガソリンスタンドや、食料品販売店があることです。
かつてこの地域で住民の生活拠点を担っていた「JA勝央」が、続く赤字経営を理由に閉鎖されることに。ガソリンスタンドはどうしても必要だった住民側とJAで協議を重ねた結果、地域住民主体で運営する、全国的にも珍しいガソリンスタンドが誕生したそうです。
既存の建物を改修した新しい店舗は、人々が集う姿をイメージして「どんどん市場」と名付けられ、地元農産物や日用品、酒や雑貨などの販売も行う、新たな生活拠点として親しまれています。
また、移動販売の導入に併せ、地域見守りや買い物支援にも取り組むなど、住民自らが自分たちの手で快適な暮らしを維持、活性化する取り組みに励んでいます。
 
2日め以降の報告はまた後日!
 

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