熱血先生はたようじ 波多洋治 BLOG

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2020年03月31日 3月31日(火)新型コロナウイルス

新型コロナウイルスが猛威をふるうなか、先般、岡山でもついに3名の感染者が確認されました。罹患された方をはじめ、影響を受けられた皆さまに心からお見舞い申し上げます。
世界各国で、緊急にして重大課題として終息に向けての積極的な取り組みが行われています。言うまでもなく、日本国内においてもさまざまな感染防止対策が取られていますが、日ごと感染者数は増加。依然気の抜けない状態が続いております。ヨーロッパやアメリカに比べて感染者数は少ないものの、クラスター(集団発生)も起きており、東京都のロックダウン(都市封鎖)も現実味を帯びてきている状況です。
 
今回の新型コロナウイルスは、若年層は感染しても比較的軽症であることが伝えられています。そのため、若者の間である種安心感があるのか、無自覚な若者たちによってウイルスが拡散されているケースも少なくないようです。
現在、全世界で80万人を超す感染者が発生。長年、芸能界の第一線で活躍されてきた、志村けんさんも発症からわずか一週間ほどで命を落とされました。
たとえ感染しても、軽症で済むから大丈夫と安易に考えるのではなく、自らが不用意に拡散させたウイルスによって、大事な人や大切な人の家族、友人が命を落としかねないことを自覚し、今はただ“忍”の一文字で自らがなすべきことをきちんとなすという心構えのもと、不要不急な外出は極力自粛してほしいと思います。
 
そんな最中、懸案だった「東京2020オリンピック」はちょうど一年間延期、来年の7月23日からの開催が決定しました。
すでに選手に確定している方たち、今後の選出に挑む候補者の方たち。どちらにとっても、日程がはっきりしたことで安心してトレーニングに専念できることと思います。
 
私が携わっている(岡山県空手道連盟会長)空手道でも、大きな影響がでています。
小中学校の大会はもとより、高校生のインターハイ、大学生のインターカレッジなど、競技大会はことごとく中止もしくは延期になっています。もちろん、残念な思いはありますが、今は我慢のとき。一日も早い鎮静化を願っています。
 
〈2月定例議会について〉
東日本大震災から9年目となった3月11日(水)。第56回目の一般質問に登壇しました。
 
今回は、新型コロナウイルス対策に関する知事の意気込みを問いました。併せて、教育長には、一斉休校の間は不登校児対策へ本気で取り組む時間ととらえ、現場の教師が愛と情熱をもって対応にあたるべきだと提言しました。
また産業労働部長・県民生活部長には、労働者不足の解決策として外国人の積極的な受け入れが進むなか、それに対しての環境作りや支援対策について問いました。
 
※詳細は一般質問のPDFをご覧ください
 
〈奇跡のバナナ著者 田中節三さん後援会〉
私は兼ねてより、次世代の農業を担う若者支援に力を注いでいます。その一環として「明日の農業を語る会」を結成、定期的に会を設け農業現場の問題や要望を聞く場としています。ときには、仲良く酒を酌み交わしながらざっくばらんな意見交換を行なったりしています。
 
先日、その会で『奇跡のバナナ』の著者、田中節三さんを招いての講演会を催しました。田中さんは、岡山の気候でおいしいバナナの栽培に成功し、日本だけでなく、世界中で農業革命を起こした人として一躍時の人となった方です。
過日、数人で田中さんのご自宅を訪問して貴重なお話を拝聴するうち、この話をもっと多くの農業関係者に知ってほしいとの思いが沸き企画したものです。
 
講演会当日は、50~60人の農業に携わる若者が集まりました。
時節柄、参加者全員がマスクを着用。十分な間隔を空けて座り、すべての窓を開け放っての講演会となりましたが、みな熱心に耳を傾けていました。
農業革命はバナナ、パパイヤ、コーヒー、アカシアハイブリッドだけではなく、米や果物、野菜にも活用できるヒントがたくさんありました。
講演終了後も、熱心に質問する若者の意欲的な姿が、私の目にはとても頼もしく映りました。

>>奇跡のバナナ講演会(PDF)

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